ミャンマー、ヤンゴンの森の中にある瞑想センターでヴィパッサナー瞑想を10日間やってきた
2月1日から10日までの10日間、ミャンマー、ヤンゴンの森の中にある瞑想センターで、10日間ヴィパッサナー瞑想をしてきました。
朝の3時に起床し、3時30から21時まで17時間30もの瞑想です。これを10日間。
座った瞑想と歩行瞑想を交互に1時間ずつします。
ヴィパッサナー瞑想とは、ブッダが悟りにいたった瞑想法といわれていて、瞑想センターはミャンマーが総本山となっています。世界中にセンターが点在し、日本にも京都と千葉にあります。
携帯電話は使用禁止、テレビなし、PCも使用禁止なのでメールもWifiもなし、
ラジオも音楽もだめ、個室はあるものの温水はでず、井戸の冷たい水で体を洗います。
デジタルデトックスできます。
食事は朝の5時と11時の2回だけ。それ以降は夕方5時のジュースのみです。
昼以降はコーヒーもだめ。
ついでに、虫や動物を殺生してはいけません。
参加者同士で会話してはならず、なるべく目を合わせないようにしていました。
ヨギ、つまり修行僧ですな。
さて、10日間後にどういった変化があったかというと、
・メンタル、意思力が上がった
・マインドフルネスの状態で淡々とした日々が幸せに感じられた
・エゴと本当の自分の境界が分かった
・背中や首が痛くなって辛くてどうしょうもない時でも観察することで痛みがコントロールできた
・性欲は自分のものではないことがわかった
・無常、つまり一瞬たりとも同じ時などなく、過去も未来もないという状態を感じられた
そう思えることでストレスや悩みなど全くなくなった
世の中、情報も物も不必要なものであふれかえっていることに気が付いた
等々。
その後、1か月近く経過しましたが、物事を常にシンプルに考える癖がつきました。
参加者は本当に多国籍で、リストによると、
アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、リヒテンシュタイン、ルワンダ、北朝鮮、中国、韓国、ミャンマー、ネパール、他。
総勢100名以上で、女性の方が男性より少し多い感じ。
頭を丸めている人が全体の30%くらいで、中には宗教的?なタトゥーをしている人も。
一生忘れることのできない経験となりました。不定期的にアップしていきます。